パパと息子が大好きな新米ママです。家族三人で仲良く暮らしています。育休夫にモヤっとしたはなしをInstagramで連載中。 @tumutumuo
中学受験専門の進学塾で、成績1番の良子がいじめに遭ったことが発覚。同じクラスのツム子は、身に覚えがないのに突然、いじめの加害者にされてしまい…。中学受験という極度のストレスを抱えた子どもたちのトラブルを、筆者の実体験をベースに描く。
まだ産後間もない主人公は夫と娘の3人暮らし。寝つきがあまり良くない娘の子育てに追われ、寝不足が続く日々。しかし、寝不足の原因は空気の読めない義母のせいでもあり…。
ある日突然ポストに投函された差出人不明の苦情の手紙。その内容は見に覚えのないもので、差出人とコンタクトを取るべく試行錯誤しますが様々なトラブルに巻き込まれて…!
夫の転勤で引っ越しが決まり、新しい幼稚園でママ友ができずに悩んでいたところに優しく声をかけてくれた女性が…!しかし、彼女が私に近づいてきた本当の理由はママ友になることではなく…。
夫のプロポーズの言葉は「俺に毎日味噌汁を作って」でした。でも双子の娘が産まれると生活は一変、手の込んだ食事を作る余裕はなくなってしまいました。それでも味噌汁を要求し続ける夫に、妻は次第に追い詰められ…?
■これまでのあらすじ 小6のツム子は、中学受験に向けて進学塾に通っている。しかし、同じクラスでつねに成績1位の良子がいじめを受けていることがわかり、担任のオイカリ先生の勝手な推測によってツム子は加害者にされてしまった。先生に罪を認めるよう追い詰められるが、身に覚えのないツム子は否定。翌日、ツム子の母が先生と面談をするが、先生が安易に娘を加害者だと決めつけたと知り腹を立て、転塾させたいと夫に相談する。しかし夫は反対し、さらには「これ以上言うなら塾を辞めさせる」と言い出す。塾を辞めたくないツム子は、今後母に心配を掛けないと決めるのだが、オイカリ先生による嫌がらせが開始。苦しむツム子だったが、塾の自習室でコワモテ先生から勉強を教わるうち、勉強が楽しくなり成績が上がっていく。一方オイカリ先生は良子に塾に戻ってもらうため、ツム子をクラスから追い出そうと考えて…。 ■俺の予想通り… ■作戦開始…! オイカリ先生が、ツム子を下のクラスに落とそうと最終手段に出ました。 この頃、授業前に早めに塾に行き、自習室で勉強する時間を大切にしていたツム子。 オイカリ先生からひどい扱いを受けるのは苦痛だったので、授業が終わるとすぐに帰ることにしていたのです。 しかしそれを利用されるとは…。 ここからのお話は、ツムママさんの記憶と、当時同じクラスだった人から聞いた話を元に描かれています。 先生のたくらみに気づかなかったツム子は、どうなってしまうのか…。 次回、オイカリ先生の作戦が明らかになります…! 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年05月19日■これまでのあらすじ 目標の中学に合格するため塾に通う小6のツム子はある日、同じクラスでトップの成績を誇る良子がいじめられたことから、担任のオイカリ先生の憶測によって加害者にされてしまう。別室で「認めろ」と詰め寄る先生に身の潔白を訴えるが信じてもらえない。翌日ツム子の母が先生と面談し、きちんとした証拠もないのに娘を加害者扱いしたことを責めると、先生はタジタジになり「もう疑っていない」と言う。さらに母は転塾させたいと夫に相談するが、逆に夫は母を「過保護」と非難し「文句を言うなら塾を辞めさせる」と言うのだった。それを知ったツム子は、母を困らせないようにしようと決意。オイカリ先生から嫌がらせが始まるが母に何も言えず苦しむ。そんな中出会ったのは、自習室で生徒を教えるコワモテ先生。この先生のお陰で勉強が楽しくなったツム子は成績を上げて行く。しかし、それを知ったオイカリ先生は気に入らず…。 ■来てもらわないと困る…! ■あの子が優秀なのは… 塾に行けないのなら家庭教師を雇えばいいじゃない。良子は成績も良くて、家もお金持ちで、明らかにみんなとは頭ひとつ、いろいろな面で違っていました。 だから、みんなから尊敬されてたし、ねたまれることも多かったのです。 オイカリ先生としては、良子は1番自慢の生徒。良子が良い成績を取れるのは自分が教えているからだと思っていて、良子は先生にとって、自分の指導力のすごさを証明する存在だったのです。 次回、オイカリ先生のたくらみとは…? 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年05月18日■これまでのあらすじ 中学受験のための塾でいじめトラブルが発生。小6の成績上位クラスでいつも1位の良子のもとに、悪意たっぷりの手紙が来る。その手紙と同じメモ帳を持っていたツム子は、オイカリ先生によって加害者にされてしまう。「やっていない」と否定するツム子だったが、先生は話を聞こうともせず罪を認めさせようとするのだった。娘から話を聞いたツム子の母は翌日、塾でオイカリ先生と話をすることに。成績でしか生徒を見ず、明確な証拠もないのに娘を加害者扱いする先生に反発。帰宅しても怒りが静まらず、転塾させようと考える。しかしツム子の父は逆に母の対応に怒り出し、これ以上文句を言うなら塾を辞めさせると脅す。それを聞いたツム子は、今後は塾への不満を両親に知らせないようにしようと決意。しかし、オイカリ先生はツム子をクラスから追い出そうと嫌がらせを始める。クラスに居場所がなくなったツム子は、自習室でコワモテ先生に勉強を教えてもらううちに成績が上がり、塾長もコワモテ先生に感心。そんな塾長の態度に腹を立てたオイカリ先生は、ツム子へのいじめをより強くしていき…。 ■泣きたくない…! ■なんでなんだよ…! せっかく100点満点を取れたのに、その答案をオイカリ先生の嫌がらせによって踏まれてしまったツム子。 涙があふれ出て来そうになるが、こんな先生の前で「泣きたくない!」「負けてたまるか!」という強い思いを胸に、笑顔でオイカリ先生をかわすのでした。 一方のオイカリ先生は、そんなツム子の笑顔に困惑。 「下のクラスに行きたい」と言うと思ったのに…。 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年05月17日■これまでのあらすじ 中学受験専門の塾である日、成績上位のクラスで常にトップを走る良子がいじめを受けていることが発覚する。担任のオイカリ先生は荷物検査を実施して、いじめの証拠であるメモと同じメモ帳を持っているツム子が加害者だと確信し、罪を認めるよう強要。いじめなんてしていないツム子は身の潔白を訴えるが信じてもらえず、怖い思いをするのだった。翌日、一部始終を知ったツム子の母が塾に訪れ、きちんとした証拠もないのに娘を追い詰めた先生を痛烈に批判。怒りが収まらず塾を替えることを娘に提案するが、ツム子の父はこれ以上不満が出るなら塾をやめさせると言うのだった。これを聞いてしまったツム子は、オイカリ先生からいじめられるようになるが母を守るため、塾を辞めさせられないため、いじめの事実を隠すのだった。塾に行くのがつらい日々、コワモテ先生に自習室で勉強をフォローしてもらううち、成績が伸びていくツム子。それを知った塾長がコワモテ先生を評価し、オイカリ先生にはいじめ問題を早く解決するように言うのだが…。 ■おまえのせいだ… ■早く出て行け! オイカリ先生は成績優秀な子が好き。 だから、良子がいなくなった今、新居にも優しくなったのでした。 でも、それはツム子に関しては別。 どんなに良い成績を取っても、手柄はコワモテ先生に持っていかれる。 自分の1番のお気に入りの良子をいじめ、塾に来れなくさせたツム子。 良子をいじめたことを認めない、だから塾長には自分が責められてしまう…。 「全部、こいつのせいだ…」 「俺はおまえが嫌いなんだよ。早く俺のクラスから出ていけよ」 さらに酷くなっていくオイカリ先生からのいじめ。 ツム子はいったいどうなってしまうのでしょうか…? 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年05月16日■これまでのあらすじ 進学塾に通い、中学受験に挑むツム子は最近、成績上位のクラスに上がったばかりで張り切って勉強に打ち込んでいた。しかしある日、同じクラスで成績が最も優秀な良子をいじめた加害者だとクラス担任のオイカリ先生から決めつけられてしまう。やっていないのに別室で何度も先生から罪を「認めろ!」を詰め寄られ、怖い思いをするツム子。それを知ったツム子の母は先生に抗議し、ツム子には塾を辞めることを提案する。しかし、そんな母を過保護だとツム子の父は非難。夫婦のやり取りを聞いてしまったツム子は、今後一切両親に塾の不満を言わないことを決意。しかし、ツム子が良子を追い詰めたとして、オイカリ先生がツム子をいじめ始める。親にも言えない、塾のクラスでも孤立したツム子はつらい日々を過ごすが、自習室でコワモテ先生から指導を受けると成績を上げていく。その実績を塾長から評価されるコワモテ先生を見て、オイカリ先生は怒りが爆発しそうになり…。 ■痛いところを突かれて… ■すべてはあいつのせい…! 塾長に、いじめ問題を早く解決しろと言われてしまったオイカリ先生。 塾長の言う「解決」は、「犯人を探せ」ということではなく、「良子の心のケアをして早く復帰させてね」ということなのでは…? しかしオイカリ先生は加害者がツム子だと確信しているので、かわいい良子のため、自分の評価のため、何かしてくるのではないでしょうか…? 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年05月15日■これまでのあらすじ 中学受験専門の塾の成績上位クラスで起きたいじめトラブル。被害に遭ったのは、常に成績トップで担任のオイカリ先生のお気に入りの良子で、先生はいじめの証拠として見つかった嫌がらせのメモと同じメモ帳を持っていたツム子を加害者だと断定する。やっていないツム子は先生に否定するが聞いてもらえず、深く傷つくのだった。事情を知り、先生と面談することになったツム子の母は先生の横暴なやり方に反論し、帰宅すると転塾させたいと言い出す。しかし父はそれに反対、文句を言うなら「塾を辞めさせる」と取り合わない。実はいじめを認めなかったせいでオイカリ先生からいじめを受けるようになったツム子は両親のやり取りを聞き、誰にもオイカリ先生のことは話さないようにしようと思うのだった。その後自習室でコワモテ先生から勉強を教わるようになり、成績が急上昇するツム子。塾長がコワモテ先生を絶賛すると、オイカリ先生がツム子を「自慢の生徒」と自分の手柄をアピール。しかし塾長に「君、関係なくない?」と言われてしまい…。 ■完全に蚊帳の外!? ■俺のポジションが…! 実はツム子の成績を気にしていたと打ち明ける塾長。 成績上位クラスに上がったのに、成績が落ちていたツム子を自習室でフォローして、成績アップにつなげたコワモテ先生を褒めちぎります。 さらに「今期の評価は期待しておいて!」の一言。 今まで、俺が1番評価されてきたのに…、そのポジションはいつも俺だったのに…! 完全に蚊帳の外状態で、怒りと焦りでいっぱいになります。 しかし、どうしてこうなってしまったのか、オイカリ先生にはわからなくて…。 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年05月14日■これまでのあらすじ 中学受験のため進学塾に通い、合格を目指している小6のツム子は、最近入ることができた成績上位のクラスでオイカリ先生からいじめの加害者と勘違いされていしまう。いじめの被害者は塾で1番成績が良い良子で、この先生が最もかわいがっていた生徒。良子が受け取った嫌がらせのメモと同じメモ帳を持っていただけで加害者とされてしまったツム子は、先生にしつこく罪を認めるよう言われるが身に覚えはなく…。そこでツム子の母が先生と面談し、先生のやり方を非難。怒りが収まらず、ツム子に塾を辞めるよう提案する。しかし、父はそんな母を逆に否定し、これ以上言うなら「塾を辞めさせる」と言い出すのだった。そこでツム子は先生から自分へのいじめが始まったのにも関わらず、母に言わないと決心。先生からの嫌がらせに苦しむが、別の先生に誘われたことから自習室に行き、勉強を教わるうちに楽しくなってきて…。 ■塾長がベタ褒め! ■手柄を取ろうとする先生… コワモテ先生のおかげで成績があがったツム子。すると、塾長がコワモテ先生を評価して、褒めちぎります。 それを聞いていた、プライドのかけらもないオイカリ先生は「僕のクラスの自慢の生徒で」と塾長にアピールし出して…!? 散々ツム子をいじめといて、どの口が言うのでしょうか? 手柄をコワモテ先生から横取りしようとしますが、バッサリと塾長に否定されてしまい…。 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年05月13日■これまでのあらすじ 中学受験のための進学塾の成績上位クラスでいじめが起こる。被害者はいつも成績トップの良子で、クラス担任のオイカリ先生はこのクラスに最近入ったツム子が良子へのねたみからやったのだと確信。証拠は、良子の机に入っていたメモの紙がツム子の持っているメモ帳と同じだったこと。しかしツム子は潔白でいじめを否定するが、先生は信じず、ツム子の心は深い傷を負うのだった。その出来事を知ったツム子の母は翌日先生と面談するが、確固たる証拠もないのに娘を加害者だと決めつけた行為に抗議。その後塾を辞めさせようとするが、ツム子の父に「過保護」と言われ、逆にこれ以上文句を言えば「塾を辞めさせる」と言われてしまう。その会話を聞いたツム子は、今後一切母に愚痴はこぼさないと決心。しかしオイカリ先生がツム子に嫌がらせを始め、ツム子は母に助けを求めたいができず苦しむ。そんな中、偶然自習室の存在を知ったツム子は試しに行ってみることに。すると、自習室に誘ってくれた先生がいて、勉強を教わると楽しくなってきて…。 ■先生ってすごい…! ■嫌なことを忘れて… 自習室でコワモテ先生に勉強を教えてもらうと教え方がうまいようで、ツム子は次々に理解し、勉強が楽しくなる。 ツム子が「先生すごい!」と言うと、先生は「受け持ちの生徒からそんなこと言われたことないし…」と少しテレるのだが、それは先生の言葉や顔が怖いからだとツム子は思うのだった。 そんな楽しくて穏やかな時間を自習室でしばらく過ごしていたツム子だったが…。 クラス担任のオイカリ先生がそれを許すはずはなく…。 いよいよ次回から、先生再登場…! 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年05月12日■これまでのあらすじ 進学塾に通う小6のツム子は中学受験を控え、毎日勉強を頑張っている。しかしある日、同じクラスでテストでいつも1位の良子がいじめを受けていることが発覚。クラスのオイカリ先生は、証拠となる良子を貶めるために書かれたメモが、ツム子の持つメモ帳と同じもので書かれていることを理由にツム子を加害者だと断定する。身に覚えのないツム子は「やっていない」と訴えるが、先生は決して信じようとせず…。翌日、この出来事を知ったツム子の母が塾を訪れ、先生と面談。先生が憶測で娘を加害者だと決めつけ、個室で問い詰めたことを非難する。そして父にも報告し転塾させたい旨を話すと、父は「過保護だ」と母を責め、文句ばかり言うなら「塾を辞めさせる」と言い出す。それを聞いたツム子はそれは避けたいと、今後一切母にトラブルを打ち明けないと決めるのだった。しかし、先生によるツム子いじめが始まり、クラスで孤立。そんなとき、初めて会う塾の先生に自習室に誘われ…。 ■自習室に行ってみると… ■怖い先生、と思いきや…!? 廊下で声を掛けてきた初対面の先生の言葉に、自習室に行ってみようという気持ちになったツム子。行ってみると、ちょうどその先生がいて…。 怖そうな先生かな…と思いきや、教え方がとてもわかりやすく、ツム子は楽しくなっていくのでした。 親も、塾長も、オイカリ先生のいじめに気づかない中で、やっと救いが…!? 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年05月11日■これまでのあらすじ 中学受験のための進学塾で、成績トップの優等生・良子がいじめに遭ってしまう。このトラブルに巻き込まれ、何もしていないのに加害者にされてしまったのがツム子。いじめの証拠である良子を貶めるための手紙が、ツム子の持っているメモ帳と同じだったことから、クラス担任のオイカリ先生はツム子だと確信。ツム子にいじめを認めさせるため別室で指導にあたる。それはツム子にとって地獄のような時間で…。必死で「やっていない」と伝えるも信じてもらえず、母親に連絡されてしまうツム子。翌日母は塾で先生と面談し、はっきりとした証拠もないのに娘を加害者だと決めつけたことに立腹。帰宅して父に塾を変えることを提案するが、父は反対し文句があるなら塾を辞めさせると言い出す。結果、その会話を聞いたツム子は母が怒られたことに胸を痛め、今後は母に塾のことを話さないと決意。しかし、先生からツム子へのいじめが始まってしまう。そんな中、塾の廊下に張り出されていた成績表を見ていると、ある人物に声を掛けられて…。 ■知らない先生…? ■頑張ってみる…!? 廊下で成績表をじーっと見るツム子。 自分より下の点数の人もいたのに、なぜ自分だけみんなの前で怒られたのだろう…? それはきっと、オイカリ先生がまだ自分を良子ちゃんをいじめた加害者だと思っているからだ…。 そういう考えが、ツム子の頭の中でぐるぐると回っていたのでした。 そんなとき、今まで見たことがないコワモテの先生が声を掛けてきます。 塾の自習室に、手が空いている先生が常にいるようになったというお知らせを、廊下の壁に貼ろうとしていたのでした。 そして「勉強が好きなら、頑張ってみてもいいんじゃない?」と言われて…。 苦しい場面が続きましたが、ようやく光が見えてきます…! 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年05月10日■これまでのあらすじ 中学受験のため塾に通っている小6のツム子はある日突然、やってもいないのに「いじめの加害者」にされてしまう。キッカケは、同じクラスでいつも成績トップに君臨している良子が、いじめと思われるひどい内容のメモを机に入れられていたことに始まる。クラスの誰かが加害者だと思った先生は全員の荷物検査を実施し、ツム子がこのメモと同じメモ帳を持っていたことからツム子がやったのだと決めつけたのだ。別室で先生に「認めろ」とみっちり締め上げられたツム子は恐怖で震え出すが、なんとか否定する。そこで先生はツム子の母に連絡し翌日塾に来てもらうが、ツム子の母は逆にただの憶測で娘を加害者だと言い張る先生に激怒し、塾長に話をすると宣言するのだった。そして帰宅した後も気持ちが収まらなかった母が父に塾を変えさせたいと相談。しかし、猛反対され「ピーピー言うなら中学受験は辞めさせる」とまで言われてしまう。しかもその会話を聞いていたツム子はそれだけは避けたいと、母にこれ以上何があっても言うのはやめようと決心。しかし先生からのツム子いじめが始まり…。 ■みんなの前で… ■先生は変わってしまった… 日に日にひどくなっていく、先生のツム子へのいじめ。ツム子に音を上げさせ、早くクラスから追い出そうとしていたのです。 ツム子に対する先生の態度を見て、恐らくほかの子は「自分じゃなくて良かった」って思ってたのではないか。そう、ツムママさんは言います。 何十年も前の話だからというのもあるけれど、先生にかわいがられたり、嫌われたくないって感情が生徒たちにあり、先生は生徒の中で神格化されてた気がする、と。 上のクラスの子たちは勘が鋭い子が多いので、余計なことは親には言いません。自分の得にならないことはしないので、ツム子はクラスで孤立していきました。 親からも、塾長からも、クラスの保護者からも許された(見逃された)先生はこの後、裁かれるのでしょうか…? 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年05月09日■これまでのあらすじ 小6のツム子は中学受験のため塾に通い、最近成績上位のクラスに上がることができた。しかし、同じクラスでいつも1位を獲得している良子をいじめたとして、やってもいないのに先生から糾弾されてしまう。良子宛の悪質なメモが見つかり、その紙がツム子が持つメモ帳と同じだったことが原因だった。先生は別室で一方的にツム子に罪を認めさせようとするが、ツム子は怯えながらも否定。そこで先生はツム子の母に電話し、翌日面談することに。面談で先生と顔を合わせた母は、先生が生徒を成績でしか見ていない人物だと察知。明確な証拠もないのに娘を加害者扱いしたことに反論し、この件は今後自分を通してほしいこと、塾長と話すと言って塾を去るのだった。先生への怒りが収まらない母は父に相談しツム子を転塾させようと考えるが、父は過保護だと怒り出す。そのやり取りを聞いていたツム子は、自分のせいで母が怒られていることに胸を痛め、何かあっても母に言うまいと決心。そうすれば塾と受験を辞めさせられずに済むと思うのだった…。 ■お母さんに言いたい…! ■でも辞めたくない…! 塾長と電話で話し安心する母を見て、ツム子の心は張り裂けそうになります。 「お母さん、私ね…、先生から意地悪されてる」 出席確認では名前を呼ばれないし、この前はみんなの前でテストの点数をバラされバカにされた。すれ違うときには舌打ちされる…。 塾に行くのがつらいし、何より先生が怖い…。 でもツム子は強く思います。それでも、自分は塾を辞めたくないから頑張るのだと…。 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年05月08日■これまでのあらすじ 中学を受験するため進学塾に通う小6のツム子は、担任の先生の思い違いでいじめの加害者と決めつけられてしまう。同じクラスで常に成績トップをキープしていた良子の机に入っていた嫌がらせのメモと、同じメモ帳をツム子が持っていたのが証拠だと言われたのだ。しかしツム子はやっておらず、先生に呼び出された別室で、半ば脅しのように罪を「認めろ」と言われてしまう。そんな先生が怖くて震え出すツム子だったが、なんとか否定。すると先生はツム子の家に電話する。しかし母は、帰宅したツム子の話を慎重に聞き、娘の話を信じることに。そして翌日、塾に行き先生と面談をするが、ハッキリした証拠もない中で娘を加害者呼ばわりした先生に憤慨。帰宅するとツム子に塾を辞める提案をするが、ツム子は嫌がる。そこで父に相談する母だったが、過保護と言われ夫婦喧嘩に発展。その様子に気づいたツム子は母が自分のせいで怒られていることに傷つき、何かあってももう母に話すのはやめようと決心するのだった。 ■平静を装うツム子 ■先生のウソに… 面談後から母は、先生には見切りをつけて、塾長と電話のやりとりをしていました。 母の要望もあり、担任の先生と母がふたりで話すことを避け、塾長が双方から話を聞いて、トラブルにあたってくれていたのです。 母は、塾長からも、ツム子からも「問題ない」と聞いて、安心したことでしょう…。 しかし実は、ツム子は先生から謝罪なんてされてもいませんでした。 もし言ったら大ごとになって、父親の耳に入り、最悪塾も受験も辞めさせられてしまうかも…と思ってしまい、言えなかったのです。 小学生には難しい選択だったはずです…。 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年05月07日■これまでのあらすじ 中学受験専門の塾に通っているツム子は最近成績上位のクラスに上がり、ついていくのに必死だった。そんなある日、同じクラスでいつも成績トップの良子の机から、良子を傷つける目的で書かれたメモが発見される。良子をひいきしていた先生は、このメモと同じメモ帳を持っていたツム子を加害者だと確信し、別室に呼び出し問い詰める。しかし、ツム子は潔白で否定。ツム子の言葉をまったく信じない先生はツム子の母に電話を掛けるが、母は最初こそ先生の言葉を信じそうになるが、帰宅したツム子の話を聞くうちに娘を信じるのだった。翌日、先生と面談するため塾に行ったツム子の母だったが、先生がちゃんとした証拠もなく娘を加害者と決めつけたのだとわかり、腹を立てる。こんな塾に通わせ続けるわけにはいかないと思い、ツム子に塾を辞めることを提案。しかし、ツム子は「やめたくない」と言い張る。そこで母は父に相談するが、塾を辞めさせるつもりがない父とケンカになってしまう。さらにそれを聞いていたツム子はいたたまれなくなり…!? ■中学受験を辞める…!? ■私がすべきことは… お母さんが怒られることも耐えがたいことなのに、これ以上言ったら中学受験を辞めさせるって…!? 父の恐ろしさを感じるツム子。 しかし、自分にできることは限られています。 「あの塾…、絶対辞めないようにしなきゃ」「何があっても、もうお母さんには言わないようにしよう」 ツム子は固く決心するのでした。 果たして、これから先生にいじめられる子どもが口を閉ざすと決めたらどうなるのか…。 次回、塾長から電話で…。 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年05月06日■これまでのあらすじ 小6のツム子は、中学受験を控え進学塾に通っている。しかしある日、同じクラスの優等生・良子が何者かによっていじめを受けていることが発覚。良子をえこひいきしていた担任の先生は、良子が受け取った悪質なメモと同じメモ帳をカバンに入れていたツム子を加害者だと決めつけ、別室に呼び出す。「おまえがやったんだろう」「早く認めろ」と脅されるように詰め寄られ、恐怖で震えるツム子だったが、身に覚えはなく必死に否定する。しかし信じようともしない先生はツム子の母に電話し、事情を話すのだった。一方、帰宅したツム子からじっくり話を聞いた母は、娘の話にウソがないと判断し、翌日塾に先生を訪ねることに。ハッキリした証拠もないの加害者に仕立て上げる先生のやり方に反論。さらに生徒の成績によって態度を変える人間性に憤怒し、ツム子に塾を辞める提案をするのだった。しかしツム子は塾を辞めることを拒否。そこで母は父に相談するが、父は「おまえは甘やかしすぎ」と言い、塾代についても母を非難し始め…。 ■両親がもめてる…? ■突きつけられた現実 ツム子は、両親の会話を聞いてしまいました。 「私のせいでお母さんが怒られている…。私が面倒を起こしたから、私のせいで…」 それに直接言われたわけではないけど、父の本音も知ってしまい、ツム子は悲しくなるのでした。 塾の件に限らず怒りっぽい性格のツム子の父。 母がツム子を甘やかしてることに怒ったのか、お金のことで怒ったのか、仕事でイライラしていたのか…。 本当のところはわからないけど、ツム子はこの夜、「勉強を頑張って早くこの父親から自立したい」と強く思うとともに、父のお金で塾に行かせてもらっている現実を、改めて認識したのでした。 この人から抜け出したいのに、自分は父のお金がないと生きていけないし、塾という贅沢もさせてもらっている。そんな矛盾が苦しかったのです…。 ツムママさんいわく、当時のつむ田家の経済状況でいうと、転塾できる貯金はあったそうです。 しかし、父はそれをさせたいとは思わなかったのです。 「本人が辞めたくないって言ってるのになんで辞めなきゃ(これ以上習い事にお金を払わないと)いけないの?」「辞めなきゃいけないほどのトラブルじゃないでしょ?」という感じだったのでしょうか…。 実際のところ、この塾を辞めるともう返ってこないお金もあったそうです(夏の合宿代や前期分のテスト代、テキスト代など)。 新しい塾に通うとなると、また新たに入塾料やその塾のテキスト、合宿、テストなど、さらにお金がかかるので、その点だけでも反対するのはわかります。 何にお金を掛けるのか? 家族が同じ方向を向いていないと、トラブルは起こりやすいですよね…。 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年05月05日■これまでのあらすじ 中学受験のための塾で、成績上位のクラスに上がったばかりのツム子は、担任の先生からクラスで1番成績優秀な良子をいじめた加害者とされてしまう。いじめなんてしていないのに、発見された良子への嫌がらせのメモと同じメモ帳を持っていたことが証拠だと言う。ほかに調査もせずツム子を加害者だと決めつけ、罪を認めさせようとする先生はとても恐ろしく、ツム子は否定するのだけで精一杯。そこでしびれを切らした先生がツム子の母に電話をして一方的にツム子がやったと話すと、母は帰宅したツム子の言葉に慎重に耳を傾け、娘は真実を話していると判断する。そして翌日塾に行き先生と面談するが、先生の根拠のない言い分や生徒を成績でしか見ていない様子に腹を立てた母は、ツム子に塾をやめるよう提案。しかしツム子は、これまで頑張ってやっと上のクラスへ行けたこと、さらにいじめをしていない自分がなぜ辞めなければいけないのかと、涙ながらに訴えるのだった。 ■母の報告に父は…? ■塾を辞めるなんてありえない!? 塾に限らず、習い事って高いですよね…。 物語には出てきませんが、ツム子には2歳上の姉がいて、同じ塾に3年通って私立女子中学校に入学していました。 つまり、ツム子の家の学費はとても大変なものだったのです…。 受験については、お父さんが反対派、お母さんは賛成派。 お父さんは反対派なのに通わせてくれて(だけど文句はたくさん言う)、学費を稼ぐために仕事もギチギチに入れてくれていたそうです。 お母さんはパートをしていましたが、それだけでは娘ふたりの学費はまかなえず、家ではお父さんが怒鳴っても文句が言えない雰囲気だったのだとか…。 お父さんのエピソードですが、これからの物語に大きく関係していきます。 この後なぜ1話のような展開になって行くのか? つまり父の発言がカギになってくるのです…。 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年05月04日■これまでのあらすじ 中学受験専門の塾で、クラスで常にトップをキープしている良子が誰かによっていじめの被害を受けていた…! 良子をひいきしていた担任の先生は加害者探しに躍起になる。すぐにクラス全員の荷物検査をし、良子の机に入っていた悪意のあるメモと同じメモ帳を持っていたツム子が加害者だと確信し別室で話を聞くが、何もしていないツム子はもちろん否定したままで…。何度も自白を促しても認めないツム子を先生は帰宅させ母親に電話で事情を話すが、翌日母親は面談に訪れ、メモ帳を持っていただけで加害者にするのはおかしいと主張。母親に再度ツム子から話を聞いてほしいとお願いして面談は終わる。そして良子の家からは「しばらく塾を休ませてほしい」と連絡が…。それを聞いた先生は良子が塾に来れるようにするため、ツム子をクラスから追い出そうと決めるのだった。一方ツム子の母は、生徒を成績でしか見ていない先生に怒りがおさまらず、ツム子に塾をやめようと提案するのだが…。 ■なぜそんなことを言うの? ■悪いことはしていないのに… まだ小6のツム子には親心がわからず、「塾を辞めないか?」と母親に聞かれてすごくショックを受けてしまいます。 当時のことを思い出してツムママさんは、「お母さんは、私の頑張りを見てなかったの? だから簡単に辞めるなんて言い出すんだ…」「お母さんは私と違って夜遅くまで受験勉強してないからわからないんだ、今塾を変えたら合格できないのに、しょせん他人事なんだ…」とまで、思ったと言います。 近くにある進学塾をほかに知らなかったそうで、この塾を辞めたら受験も終わりだと感じてしまったのかもしれません。 さらにツムママさんは、「今考えれば、近くにいた母が自分が頑張っていたことをわからないはずはなく、わかっているからこそ塾を変えようって言ってくれたのだ」と思うそうです。 次回、父の考えは…? 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年05月03日■これまでのあらすじ 中学受験に向けて進学塾に通っていたツム子はある日、先生によって同じクラスで成績トップの良子をいじめた加害者にさせられてしまう。いじめなんてしていないのに、良子の机に入れられていた嫌がらせのメモと同じメモ帳を持っていただけで決めつけられてしまったのだ。先生に個室に呼び出され、「認めろ」と圧力を掛けられたツム子は、トラウマになるほどの恐怖を味わう。この出来事を知ったツム子の母は慎重に娘の話を聞き、その上でツム子の話を信じることにする。そして翌日、先生と面談をするため塾に行くが、明確な証拠もなく成績でしか子どもを判断しない先生の態度に立腹。今後はこの件について自分を通すようにお願いするが、先生からもう一度ツム子から話を聞いてほしいと頼まれ、塾を後にする。その後、良子の家からしばらく休むと連絡を受けた先生は理不尽さを感じ、ツム子をクラスから追い出そうと決意するのだった…。 ■お母さん、いつもと違う… ■先生はまだ私を疑ってる!? 塾で先生と話をして「この人では埒が明かない」とわかった母は、塾長に連絡を入れると決めて気持ちを落ち着けようとします。 しかし、ツム子と自宅で話しながらどうしても怒りが収まらず、衝動的に「塾をやめない?」と提案するのですが…。 次回、ツム子の気持ちは…? 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年05月02日■これまでのあらすじ 中学受験に合格するため、塾に通っているツム子。最近1番上のクラスに上がったばかりで、毎日ついていけるよう頑張っていた。しかしある日、クラスでいつも成績1位の良子がいじめに遭ってしまう。良子を日頃からえこひいきしている先生は、加害者探しを開始。すると身に覚えのないツム子が持っていたメモ帳の紙が、加害者が良子に宛てたメモと同じだったことから、先生はツム子で間違いないと確信するのだった。ツム子に罪を認めさせようと、別室に連れ出す先生。狭い部屋で加害者として扱われ、何度も何度も「認めろ」と言われたツム子は恐怖で体が動かなくなる。しかしなんとか無実であることを伝えるが信じてもらえなくて…。翌日、先生の話を聞くため塾を訪れたツム子の母。先生が不確定な証拠でツム子を加害者だと思っていることに憤慨。しかし自分の知らない面があるのかも…と、先生に動機と思えるものがあるのか聞くが、納得できるような答えは戻って来なくて…。 ■良子の家から連絡が! ■ツム子を許さない! 良子の家から「しばらく休みたい」という連絡が…! 先生はショックを受けてしまいます。 良子を塾に戻したいという気持ちはわかるけれど、ツム子に当たるのはお門違い。 しかし先生の中では、「ツム子=加害者」であり、ツム子が悪いから追い出したいという気持ちになるのかもしれません。 ここから先生からのいじめが始まります。 いじめの犯人に対して先生がいじめをする。冤罪(えんざい)ですが…。 悪を悪で裁くみたいで、気持ちよかったのかもしれませんね。 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年05月01日■これまでのあらすじ 小6のツム子は志望校に合格するため、毎日頑張って勉強している。しかしある日塾で、同じクラスの優等生・良子がいじめられたことが発覚し、何もしていないツム子が加害者にされてしまう。良子に宛てられた悪意ある手紙が、ツム子の持っているメモ帳と同じだったのが証拠だと先生は主張。「そんなことで?」と驚くツム子だったが、先生から別室で「認めろ」と何度も言われ続け、恐怖でどうしたらいいのかわからなくなる。必死で否定するが先生は信じず、結局母に連絡が行き、翌日母が先生と面談することになるのだった。ツム子の話を聞き、ツム子を信じることにした母だったが、先生の話はツム子に動機があるような言い方で…。娘の味方でいるためにもしっかり詳細を聞かなければと思った母は、先生に確認。しかし、先生は結局成績が上位の子のケアしか考えておらず、ツム子が頑張っていることに気づかず勉強のストレスでいじめをしたのではないかと言うのだった。さらに「お母さんにお願いがあります」と言い出して…。 ■先生の頼みに乱れる心 ■塾長に連絡…! 先生が中身のないことばかり言うので、面談の時間が終わってしまいました…。 残念ながら何も解決しなかったけれど、これ以上話してもこの先生では埒があかないと思った母は、塾長に連絡することを選んだのです。 「ツム子の担任相手にあまり攻撃的な行動はしたくなかった」(本当は怒鳴りつけたかったそうです) 「目をつけられたら嫌だな…」 母はそんなふうに思ったそうです。 さて、ここから先生はどうするのか、母はどう対処するのか…。 そしてツム子はどうするのでしょうか…? 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年04月30日■これまでのあらすじ 中学受験のため塾に通う小6のツム子は何もしていないのに、同じクラスでいつも成績1位の良子をいじめた加害者にされてしまう。それは先生が行った荷物検査で、良子の机に入れられていた悪質な手紙と同じメモ帳をツム子が持っていたことがわかり、先生が証拠だと言い張るから。一方的に加害者にされて、「おまえが良子をいじめたんだろう?」「早く認めろ」とふたりきりの部屋で詰め寄られ、ツム子は恐怖でいっぱいになってしまう。しかし、それでも必死に「やっていない」と否定するツム子。苛立った先生はツム子の母に連絡し、翌日面談をすることに。一方、先生に加害者と言われ、しかし娘には「やっていない」と言われた母はツム子を信じることにする。面談ではなぜツム子が疑われるのか先生に追求するが証拠らしい証拠もなく、しかもクラスで下位のツム子が勉強でストレスを抱えていたと言い出す。それを聞いた母は、結局先生は成績が良い子のケアが優先なのだと思い…。 ■気づいてもらえず残念… ■次は何を言い出す…? ツム子のせいで先生が授業を遅らせたり、ツム子がついていけないということはありませんでした。 先生はやる気がないように思っていたようですが、むしろ1番上のクラスになって、ツム子がすごく張り切って頑張っていること、志望校に合格するため日々努力していることを母は知っていました。 だからこそ、その頑張りに先生が気づいてくれなかったことは、母にとって悲しいことだったのでしょう。 しかし、当時を振り返りツムママさんは言います。1番上のクラスはみんな出来が良かったから、私は先生から見たら「出来ない子」だったのかもしれない…と。 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年04月29日■これまでのあらすじ 中学受験専門の塾で起こったいじめトラブル。ある日、いつもトップの成績をおさめている優等生の良子の机に、嫌がらせのメモが入っていた。良子を以前からえこひいきしていた先生はすぐに加害者を見つけるべく、クラス全員の持ち物検査を実施。嫌がらせのメモと同じメモ帳を持っていたツム子を別室に呼び出し強引に罪を認めさせようとするが、やっていないツム子は身の潔白を何度も訴える。そこで先生はツム子の母に連絡し帰宅させるが、先生の態度はツム子の心を深く傷つけたのだった。そんなツム子の無実を信じる母は、一方で「本当に信じていいのか」と不安も抱え、翌日、先生と面談することに。先生の話を聞くと、ツム子が確実に加害者だという証拠はなく、それなのに娘だと決めつける先生に憤りを感じる。そこで母は先生に「不確かな証拠で娘を呼び出すのは金輪際やめてください」とお願いし、さらにツム子がいじめをしたと思う動機について問う。すると先生は「強いて言うならば…」と切り出し…。 ■勉強のストレスで…!? ■この先生は… 作中ではわかりやすく御三家の名前を出してますが、正確には偏差値の高い中学校を受けると塾では神童扱いされていたそうです。 ツム子の通っていた塾ではクラスは4クラスに分かれており、1番上のクラスがこの先生の受け持ち。 1番上のクラスなので、このクラスの生徒たちの志望校はかなりレベルが高く、それまで2番目のクラスにいたツム子とは偏差値でいうと差がありました。 さらにツム子の志望校が1番上のクラスの生徒としては恥ずかしい(この先生にとって)ものだったのか、ツム子は以前から先生に「志望校を変えろ」とよく言われていました。 受け持ちの生徒が全員高い偏差値の学校に入るというのがこの先生にとって重要で、先生が誇れない中学を受験する生徒は、もしかしたら先生にとって邪魔な存在だったのかもしれません…。 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年04月28日■これまでのあらすじ 塾に通っている小6のツム子はある日、身に覚えもないのに先生からいじめの加害者とされてしまう。いじめに遭っていたのは、同じクラスで常に成績トップを飾っている良子。机に入っていた、「良子みたいな嫌なやつは合格できない」などと書かれた嫌がらせのメモの紙がツム子の持っているメモ帳と同じだったことが証拠だと先生は言うが…。別室に呼び出され「やっていない」と勇気を振り絞って訴えるも、怖い表情の先生に何度も「認めろ!」と言われてしまう。この時の先生との面談はツム子にとって耐えがたい体験で、帰宅してからも先生の顔が頭が離れないほど。そんな娘の様子を見た母は翌日、塾に先生との面談に行くが、同じメモ帳を持っていただけで娘を加害者と決めつける姿勢に疑問を持ち、先生に質問を重ねる。しかし先生の受け答えは歯切れが悪く、さらにツム子と良子の間に以前から何か問題があったかのような言い方をしてきて…。 ■塾でのことは私にはわからない… ■強いて動機を言うなら…? 先生がツム子を加害者だと決めつける様子に腹が立ちながらも、塾での様子を知らない母は「本当に娘を信じていいのか」と不安になり…。 ツム子の味方でいるためにも、念のため確認しなければならない。そこで、先生が娘を「加害者ではない」と言い切れない理由を探ろうとします。 先生は「別に娘さんに動機があったとは…」と答えながらも、「強いて動機を言うなら…」と言い出し…。 次回、先生の本音がついに…!? 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年04月27日■これまでのあらすじ 小6のツム子は、中学受験のための塾で上のクラスに上がったばかり。しかしある日、同じクラスでいつも成績1位の優等生・良子がいじめられたことが発覚し、先生による荷物検査でツム子はいじめをしていないのに加害者にされてしまう。先生から別室に呼ばれ、「おまえがやったんだろう?」「早く認めろ」など怖い顔で問い詰められたツム子は恐怖で震え出してしまうが、必死に「やっていない」ことを伝える。しかし「子どもが言うことを信じられるわけない」と信じてもらえず、母に連絡されてしまうのだった。母が信じてくれるか不安になりながら帰宅したツム子は「やっていない」と言うと、母は信じてくれる。翌日、先生と面談するため母が塾に向かうが、先生はやはりハッキリした証拠もないのにツム子が加害者だと主張するので「今後この件は私が対応します」「不確かな証拠で娘を呼び出すのは金輪際やめてください」とお願いするのだった。 ■それだけで娘を!? ■娘には動機がある…? 塾で初めての面談。母は娘を早く安心させたいと思い、次の通塾日より前に解決したいと事件の翌日に話し合いを設けてもらったため、塾長のいない中での面談となりました。 「きちんと調べたって同じメモを持っていただけですよね?」 母がそう聞くと、歯切れの悪い答えが…。でも先生には思うところがあるようで…!? 「他のクラスの子には動機がない」 「娘さんしかありえないかと思った」 「毎年、女子が揉め事を起こすのは珍しくない」 「仲もそんなに良さそうではなかった」 母に遠回しに「ツム子が加害者」ということを匂わせていきます。 もしかして前から良子と娘の間には問題があった…? それとも…? 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年04月26日■これまでのあらすじ 中学受験専門塾のあるクラスで、常に成績トップをキープしている良子がいじめられたことがわかる。良子をひいきしていた先生はすぐにクラス全員の持ち物検査を開始。すると、ツム子のカバンから、良子の机に入っていた嫌がらせの手紙と同じメモ帳が出てきて、ツム子は加害者と決めつけられてしまう。別室で自分を加害者と信じて疑わない先生と一対一で話す怖さで、トラウマを植え付けられるツム子。しかしなんとか「やっていない」「信じてください」と伝えるが、先生はそれも信じてくれなくて…。最終的に先生はツム子の母に連絡、ツム子は帰宅することに。ツム子から「やっていない」と聞いた母は、先生の決めつけた言い方もあって再度ツム子に確認するが、娘を信じるのだった。しかし翌日、先生との面談で母は「娘はやっていないと言っている」と伝えるが、先生からツム子が加害者で間違いないこと、反省させてほしいと言われ…。 ■それは無理がある…! ■言いなりになるものか! 定規で書かれた、良子宛ての嫌がらせメッセージの文字が、先生はツム子の字と「似ている」と言い張ります。 しかし母は「それは無理がありませんか?」と反論。ほかの字を見てみても、ツム子の字の癖とはかなり違っていたのです。 つまり、こんな証拠では「不十分」。ツム子も実際、「違う」と言っているので、母は先生にお願いします。 この不確定な証拠を持って娘を疑うならば、この件は今後自分に対応させてほしいと。もし必要であれば良子側に謝罪するとまで言い…。 その代わり「娘を呼び出すのは金輪際やめてください」と、強く訴えるのでした…。 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年04月25日■これまでのあらすじ 中学受験のため塾に通うツム子はある日、クラス1の優等生・良子をいじめた加害者として先生から糾弾されてしまう。しかし、ツム子はいじめなどしておらず、先生から呼び出された別室で怖い思いをしながらも「やっていない」ことを必死に伝えつづける。一方の先生は決していじめをしたと言わないツム子にしびれを切らし、ツム子の母に連絡すると言い、ツム子を帰宅させる。「お母さんが先生の言うことを信じてしまったらどうしよう…」と思い悩みながら帰宅するツム子だったが、「やっていない」と話すと母は信じてくれる。しかし先生はツム子が「加害者だ」と信じて疑わない言い方だったようで…。翌日、先生と会うことになった母だったが、ツム子のことが心配で「学校休んだら?」と声をかける。しかし、ツム子は前日のトラウマで先生の夢を見た上に、気を抜いたら先生の顔が浮かんでくるので、少しでも忘れられるよう「ひとりになりたくない」と学校に行くのだった。 ■ついに面談…! ■話を聞く気がない!? 自分の娘をいじめの「加害者」だと決めつけられたことについて、母は塾で先生と話すことに。 しかし先生が良子への嫌がらせのメモを出しながら言ったことは、「よく反省するように言っておいてください」。 なぜツム子が書いたとわかったのか聞き、本人からは「やっていない」と聞いたことを母は訴えるが…。 かぶせ気味に「あーれー?」と言い出す先生…。 「もしかして娘さん、あのことは話してないのかなぁ」「娘さんが犯人で間違いないかと」 とにかく嫌味ったらしい言い方で悪いのはツム子だと、母の疑問や訴えを跳ね除けようとします。 さらに薄ら笑いしながら、ツム子が加害者だと思う出来事を話そうとして…!? 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年04月24日■これまでのあらすじ 通っている塾である日突然、クラス1位の成績を誇る良子をいじめた加害者にさせられてしまったツム子。別室で先生と話し合いが設けられるが、先生はツム子が、良子宛に送られてきたひどいメモと同じメモ帳を持っていることが証拠だと主張する。身に覚えがないツム子はいじめを何度も否定するが、先生は「認めろ!」「おまえがやったんだ」と怖い顔で迫り、ツム子の心は脅かされる。先生はツム子の母にも連絡すると言い、ツム子は帰りのバスの中で、母が自分のことを信じてくれるだろうかと不安に包まれる。やがてバスを降り、母と面と向かって話したツム子は「いじめていない」と伝え、母にも「信じる」と言ってもらえるのだった。その夜ツム子は寝ようとするが、目を閉じると先生の怖い顔が思い出されなかなか寝付けず、夢にまで先生が出て来る。翌朝母から「学校を休んだら?」と言われるツム子だったが、塾の先生と母が話す日なので、その間ひとりで家にいることは耐えられないと思い学校に行く、と伝えるのでした。 ■お母さんの言うことはわかるけど… ■学校に行くほうがマシ ツム子のことを心配して、「無理しないで」「何かあったら我慢しないで保健室に行くんだよ」と言うお母さん。 それはわかってるけれど、ツム子にとってはひとりになることが怖かったのです…。 気を抜くと、先生の顔が浮かんでしまうから。 ひとりでいない方がいい。早く友だちに会いたい。 学校に行けば思い出さずに済む、そう信じて外に出るのでした…。 次回はいよいよ先生と母との面談です! 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年04月23日■これまでのあらすじ 塾に通う小6のツム子は、中学受験を控えている。そんなある日、同じクラスでいつも成績1位の良子がいじめによって教室を泣き出してしまう。誰かからの悪意あるメモが良子の机の中に入っていたのだ。そこで先生によって、クラス全員が荷物検査を受けることに。すると、そのメモの書かれた紙が、ツム子の持っているメモ帳と同じだったことから、先生はツム子がやったのだと信じ込む。身に覚えのないツム子は何度も「やっていない」と否定するが、先生は聞き入れず「認めろ」と苛立ちはじめるのだった。そこで先生はツム子を帰宅させ、母親にツム子がやったのだと連絡。帰宅したツム子が改めて無罪だと伝えると、母は「信じる」「安心して寝て」と言ってくれる。しかし、目を閉じると先生の怖い顔が浮かび、なかなか眠れないツム子。いつの間にか眠れたけれど、先生が自分に罪を認めさせようと詰め寄る場面が夢に出て来て…!? ■学校には絶対行きたい ■私、耐えられないかも… 朝、ツム子の眠れなかった様子を見て、お母さんは「大丈夫? 今日学校休む?」と言ってくれました。 しかしツム子の答えは、「絶対行く」。 ツム子は当時持病があり、ただでさえ休みがちだったので行ける時には行かなきゃと思っていたのです。 そして何より、塾の先生と話し合う母の帰りを、ひとりで家で待つなんてとても耐えられそうになかったということでした…。 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年04月22日■これまでのあらすじ 小6のツム子は中学受験専門の塾に通っていたが、ある日、同じクラスで成績がずば抜けている良子をいじめた加害者だと先生に決めつけられてしまう。別室に呼ばれたツム子は何度もやっていないこと、信じてほしいと訴えるが、先生は良子に宛てられた加害者からのメモの紙をツム子が持っていることが証拠だと主張。執拗(しつよう)に問い詰められ、ツム子は次第に恐怖で震え出すのだった。それでも認めないツム子にしびれを切らした先生はツム子の母に電話で連絡すると言う。母は自分のことを信じてくれるだろうか…。不安な気持ちに包まれながらバスに乗るツム子。バス停で待っていた母と顔を合わせ、「いじめてない」と伝えると、母は「信じる」「何も心配しないで」と言ってくれる。しかしツム子はお風呂に入っても寒いままで温かさを感じることができず、布団に入ってもなかなか寝付けなくて…。 ■先生の怖い顔が… ■これは夢だったの…? 眠ろうとして目をつぶると、浮かんでくるのは先生の怖い顔。今日あった悪夢のような出来事が鮮明に…。 怖くて眠れない…。 でも当時のツムママさんは、小6となると親と寝る年齢でもないし、ただただひとりで耐えるしかないと思ったと言います。 やっと眠れたと思ったら、先生が夢にまで出てきて…。その心は深い傷を負ってしまったのでした…。 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年04月21日■これまでのあらすじ ツム子は最近塾で上のクラスにあがったばかり。ある日、同じクラスで常に成績1位の良子が塾内の誰かにいじめられたことを告白する。そこで良子をえこひいきしていた先生がクラス全員の荷物検査を実施すると、ツム子のカバンに、良子に送られた嫌がらせの手紙と同じ紙のメモ帳が見つかり…。乏しい証拠なのに、どうしてもツム子に罪を認めさせたい先生は、別室でしつこくツム子を追い込む。それでも否定を続けるツム子に先生は「親御さんに連絡する」と脅すような口調で言い放つのだった。バスで家に向かう中、ツム子は母が信じてくれるか不安でいっぱいに。母に会うと「いじめていない」と伝えるが、「もう一度聞くよ」と念を押されるツム子。母が「信じる」と言ってくれてホッとするが、本当は何も言わずとも信じてほしかったと思うのだった。 ■心配しないでと言われても… ■涙が出ちゃいそう… 家までの道のりで、お母さんに今日あったことを話したツム子。 しかし、すべてを話せたわけではなくて…。 すべてを話したらお母さんにもっと心配をかけてしまうと思ったのか、それともすべてを言葉にしたくなかったのか…。 お風呂に入ってもちっとも温かくなかったこと、母に髪を久しぶりに乾かしてもらったこと。 ツムママさんは、そういうことを今でも覚えているそうです…。 次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年04月20日